葬儀の時には受付で参列者に記帳をしてもらいます。受付では記帳と同時に香典の受け取りも行うでしょう。通常は香典袋に持参した人の名前が書かれていて、裏に金額も書かれています。香典の管理をする人は受けた時やその後に誰からいくら受けたのかを記録しなければいけません。日本ではお金を受けた時にお返しをする風習があり、香典返しにおいては金額によった対応が必要になります。葬儀にはいろいろな人が参列し、故人との関係によって通常は相場の香典が入れられています。
不幸は突然訪れるので慎重に検討するようにしましょう。葬儀になると他の参列者のことも考えなければならないのでどうしても時間に追われてしまいます。短時間で決めなければならないときもあるので事前に自分自身に合ったプランに目を向けておきましょう。葬儀に参列をするときは作法やルールを習得しておく必要性があります。また、参列をするにあたって社会人としてのルールもあるので時間をかけて必要事項をまとめておくようにしてください。
家族や親戚だけでなく友人などの葬儀に参列する場合、喪服を着用することが正しいマナーです。とはいえ、突然の別れになってしまうと喪服を用意していないという悩みを抱える方も少なくありません。葬儀に参列する前になって慌ててしまうことがないように事前に用意しておくと安心です。葬式に相応しい喪服の特徴として、男性の黒のモーニングコートや女性の黒のワンピースなどが挙げられます。基本的にブラック系のスタイルであれば相手に失礼にあたりません。
家族の葬儀を執り行うことになったとき、故人と生前交流があった人から供花が贈られてくる場合があります。その際は、お花を贈ってもらったお礼として、お礼状とお礼の品物を送るのが基本的なマナーと言われていますので、覚えておくとよいでしょう。まず、お礼の品物を選ぶ際は、受け取ったお花の金額の3分の1から半分程度が相場と言われています。お供えのお花は種類によって金額が異なります。小さなサイズのものであれば、おおよそ5000円ほどから用意されていて、一般的に贈られるスタンドタイプのものであれば、15000円位と言われています。