人が亡くなるとその人の遺族に資産が相続されます。誰がいくら相続するかは協議で決めますが、一応法的な割合などもあるので参考にするとよいかも知れません。相続財産が多くなれば相続税を支払う可能性も出てくるので、できるだけ相続財産を減らすよう節税対策をするときもあります。ただ式を行ったときにお香典を受けるためそれによって相続財産が増えると考える人もいます。葬儀で受けるお香典は誰の資産になるかが問題になるでしょう。
葬儀の際に、喪主や家族が知っておくと役立つ事があります。それは、骨上げの時です。まず、火葬がおわったら、喪主、それから家族の方全員で遺骨を骨壺に納める儀式をします。その際、竹のはしではし渡しをしておさめていきます。一般的には、その会場に葬儀業者さんがいるので、言われた通りに納めていきますが、分骨を希望の方がいる場合には、骨壺を二つ用意しておくことが大切です。また、骨壺におさめる順番としては、喪主の方が一番、それから家族の方、親族の方になります。
友人や知人の訃報を受けたものの、何らかの事情で葬儀に参列できなかったときに遺族に宛てて書く手紙をお悔みの手紙といいます。マナーを勉強せずにお悔やみの手紙を書いてしまうと失礼にあたってしまう場合もありますので、事前にマナーを勉強しておくことが大切です。まず、お悔みの手紙を書くときは、白い無地の封筒と便箋を用意することから始めましょう。ここで一つ頭に入れておきたいのは、封筒と便箋を選ぶときもマナーがあるということです。
お墓を持っていても場所が遠くてお参りに行くことができなかったりすると、永大供養をしてもらう方が安心できます。これはお寺や霊園などが遺族に変わって供養をしておくことで、お参りできない人の代わりを務める方法でもあり、今では多くの家庭で採用されています。今では日本の文化も大きく変わり、昔は親族や家族は住んでいる土地の周りにいたことで、お墓などもっていても問題はありませんでした。しかし時代が進み子供たちも日本全国で仕事ができる時代になってきたとき、田舎では過疎化が進み、若い人がいなくなってしまう現象でお墓の維持ができなくなっている土地もあります。