お葬式に参列する際は、さまざまなマナーを守ることが大切です。たとえば、お葬式の服装のマナーです。大人のお葬式の服装は、黒い喪服を着用するのがマナーです。また、子どもが参列する場合も、子どもの服装のマナーがありますので、親としてしっかり覚えておくようにしましょう。まず、中学生や高校生といった学生さんが葬儀に参列する際は、通っている学校の制服を喪服として着用することができます。また、幼稚園児や小学生でも制服がある園や学校に通っていれば、その制服を着用すれば問題ありません。
家族の葬儀を執り行った後は、やらなければいけないことがいろいろあります。そのひとつが納骨です。故人の遺骨は位牌や遺影と共に祭壇に飾っておきますが、時期を見て遺骨をお墓に納める必要があります。ただ、遺骨をお墓に納める時期については決められたルールはありません。多くの場合は四十九日法要のタイミングで行うのが一般的と言われていますが、必ずその法要の際に行わなければいけないというものではありません。精神的に気持ちが落ち着いたときのタイミングで行っても全く問題はありませんので、焦らずに日取りを決めましょう。
葬儀には順序があり亡くなった故人をベースとして考えることや、自分の周りをベースにして考えることの2点があります。まず故人の場合には親族や身内、会社関係や友人関係などのネットワークを通じて、連絡をしてもらうことがベストです。ひとりひとりに連絡をするわけにはいかないので、重要なキーポイントになる人に連絡を取って伝えておきます。また新聞などのお悔やみや地方ではケーブルテレビでお悔やみを載せているところもあるので、全体にいきわたるようなシステムをとっているところもあります。