葬儀のスタイルは現在様々で、故人やご遺族の意向に従った物も数多く行われています。もちろん会場の種類も色々とあり、バリアフリー化が進んでいる所も決して珍しくありません。その場合はもし車いすを利用している高齢者がいる場合でも、その利用の有無を気にする事無く斎場に行く事が出来るようになります。
しかし斎場によっても設備が違っているため、あらかじめどの様になっているか問い合わせることが基本です。またもし車いす対応となっていない場合は、周りの人が介助する事でご焼香等を行う事は可能です。しかしその場合はどうしても移動等にも時間がかかってしまうこともあります。
実際に葬儀の際は、斎場には多くの方が訪れます。もちろん自分で簡単に移動する事が出来る人も居れば、車いすを利用している人もいます。介助を必要とする人や杖を利用すれば自分で移動できる人等、その人の置かれている状況は様々です。
ただ、会場自体は全てバリアフリーとなっているわけではなく、出入口には小さな段差があることも有ります。さらに移動には階段の上り下りを必要とする事も少なくありません。従って、もし配慮を必要とする人が参列する事が予め分かっているのであれば、会場のスタッフにその旨を伝えておく事も重要になって来ます。
介助が必要なことや、調子が悪くなった時の控室を用意しておいてほしい等、様々な要望を伝えることによって、それに合わせて対応してもらうことが出来るからです。