2019年04月22日

葬儀のあとの精進落としでの食事

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葬儀の際に出す食事として精進落としがありますが、会葬者や僧侶をおもてなしすることを大きな目的としています。献杯を行い飲食をして皆で歓談をしますので、およそ60分から2時間ほどが目安です。精進落としの時には親族代表者や喪主が皆の前であいさつをして、食べ始める前に献杯を行い、お酒の入った杯を故人の位牌前へお供えすることも忘れません。

メニューに関しては和食のケースがほとんどですが、特に決まりがあるわけでもないです。少し豪華な仕出し弁当などは重宝する種類であり、他にも日本人が大好きなお寿司、懐石料理などを用意することもあります。手軽につまめる様々な具材を挟んだサンドイッチ、いくつもの揚げ物を盛り合わせたオードブルなど、誰でも食べられるポピュラーな献立が多いです。

お葬式の後に口にする食べ物として、その時期に旬を迎える野菜を使っていたり、煮物なども好まれる料理になります。また食事をするのは全員が大人だけとは限りませんので、子供がいる時には人数を把握しておき、子供向けのメニューを用意するなど配慮も必要です。

飲み物もお茶や水だけというわけにはいかないので、ビールやソフトドリンクなど数種類を手配しておくことも必要になります。