2019年05月09日

葬儀における納棺の流れはどういうものか

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葬儀における納棺の義は、残された親族が故人と向き合う大切な時間でもあります。故人を送り出すための装束をまとわせ、棺に納めていくことで故人との別れを惜しむ大事な時間でもあります。急な不幸に見舞われ、どのような流れで納棺などの儀式を進めていけば良いか分からない方も多いものですが、多くのケースでは葬儀社の方が適切な対応を行ってくれますので、特に慌てることも無く、落ち着いて対処していくのが良いでしょう。

故人を棺に納めていく際には、末期の水や湯灌のように様々な儀式が伴っていきます。葬式の経験が無い方には耳慣れない言葉でもあるものですが、どちらも故人の生前を懐かしんで親族が最後に行う儀式になっていきます。

末期の水は故人に対して親族が口移しで水を飲ませていく儀式になり、湯灌は故人が身綺麗に旅立っていけるように仕立てる儀式となっていきます。故人との別れの時間を過ごし、身支度を整えてあげた後は、棺へと納めていく流れになっていきます。

棺に納める際には、多くのケースで花を一緒に納めるようになってもいますが、棺に納めるものには特別な決まりごとがあるわけでも無く、故人の思い出深いアルバムなどでも良かったりもします。親族との最後の別れの大事な時間ですから、悔いの無いように進めていくことが大切です。