高齢者が安心して参列できる斎場を選ぶにあたっては、階段の手すりやエレベーターの有無の他、玄関や会場内のスロープの状況などをよく確かめておくことが大切です。葬式のために利用できる会場の中でも、バリアフリー設計が採用されているところは、高額な費用が掛かることがありますが、年齢にかかわらずスムーズに会場内を移動できるといったメリットがあります。
最近では、高齢者に優しい斎場の特徴について、テレビ番組や情報誌などでピックアップされることがあります。そこで、会場選びに悩んでいることがあれば、遺族同士で相談をしたり、すでに葬式を終えた人の体験談を参考にしたりして、気になる会場に問い合わせをしてみましょう。
一般的に、会場内のスペースが広い斎場については、公営から民営まで様々な事業主体が管理をしているため、余裕を持って写真をチェックしたり、時間があれば現地の見学をしたりすることがおすすめです。その他、希望の葬儀の日程やプランの種類によっては予約が取りにくかったり、通常よりも費用が高くなったりすることもあります。
そのため、早い段階から同時間帯に複数の遺族の葬式の対応を行っている葬儀業者を探してみると良いでしょう。