2019年11月03日

葬儀の埋葬方法は法律で決められています

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現在の日本では葬儀の埋葬方法についての法律が定めています。法律では火葬も土葬もどちらも可能です。しかし、実際は火葬をして遺骨をお墓に納める方法が一般的です。土葬の許可が出るのは地域の慣習で認められている特殊なケースとなります。

また、法律では土葬であっても焼骨は墓地以外の区域で行ってはいけません。火葬しても自宅の庭に埋めることはできません。墓地を作るのも許可が必要なので自由に埋めることは不可能です。明治時代まではそのまま埋める土葬がまだ残っていました。

途中から火葬の習慣が広まり始め、現在土葬が行われているのは1%程度だと言われています。多くの自治体では土葬を禁止にしているので火葬が主といえます。最近では遺骨を自然に返す自然葬も広まり始めています。近年選ばれることの多いのが樹木葬です。

樹木を墓標とし、遺骨をゆっくりと土に還していきます。遺骨を粉末状にする必要はありません。霊園によっては粉末状にしたりや、骨壺に入れるところなど様々あります。どの方法でも墓石を建てるよりも安価で埋葬できるのが特徴です。

樹木葬は墓地や霊園でしか行えないので注意が必要です。こちらの場合も、自宅などの土地に遺骨は埋められません。