2020年05月04日

お通夜の通夜ぶるまいの退席する理由を考える

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最近では、お通夜も告別式も同じように捉える人が増えています。その結果、さほど親しくない間柄でも、お通夜に参列する人が多くなっているようです。しかし、本来は遺族や近親者、親しい友人など、故人と深い関わりを持つ人たちが集まり、夜通し故人の霊と遺族を慰めるために執り行われています。

もちろん、告別式より弔問しやすいのも現実ですが、一般的には、遺族から日程を知らされた場合には、告別式とまたぎ、出席しましょう。しかし、近親者ではないものの縁あって訃報を聞いたのなら、告別式に参列したいはずです。

しかし、理由があって告別式に参列できないのならば、出席しても場違いではありません。しかし、弔問に対するお礼とお清めの席に誘われても、近親者でないのならば遠慮しましょう。また、親しい友人であっても、理由あって途中で退席するときもあるかもしれませんが、その場合には、周囲の人に『お先に失礼します』と述べて静かに退席しましょう。

あえて、遺族の前に顔を出すことはせず、さらにはだらだらと断る言葉を並べずに、退席しましょう。もちろん、辞退したい場合には遠慮させていただきます、と言葉を言いますが、肩を落とさずに、という労りの一言を添えながら退席しましょう。