男性の場合だと葬儀の際には喪服として、黒の上下のスーツを着用しますが、夏だとジャケットを着用するのは暑いです。参列時も暑さから上着は脱いでワイシャツ姿になりたい気持ちが沸き上がりますが、弔事の場ではワイシャツ姿は相応しくありません。
会場内は夏の場合だとクーラーが効いているので、太陽の真下にいる外程の暑さにはなりませんし、参列が終わったら帰りには脱げるのでしばらくの我慢です。会場内で暑さのために体調がすぐれなくなったら、マナーなどと言ってはいられませんので上着は脱いで、いすなどに座って回復をさせます。
体調不良でもなく単に夏の暑さのためだけの理由なら、やはり会場内では上着は脱がないことです。黒の上下スーツといっても、夏用の黒スーツがあるので、夏の参列の時には夏用の生地を使った黒のスーツを着るほうが楽に過ごせます。
向かはテントを屋外に張り参列をすることもありましたが、現代は専門のセレモニーホールなどで行うことがほとんどです。ですからほとんどの場合は、屋内でのお葬式への参列になりますから、移動の際には上着は脱いで起き、参列時にだけ上着を着用すれば問題はありません。年縁温暖化が進んでいるので、中には上着の脱衣OKの放送が流れることもあります。