2020年09月16日

カトリックの葬儀では献花を行う

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キリスト教式での葬儀は、どういった流れなのでしょうか。カトリックかプロテスタントによって式の名称や流れは異なります。しかし、キリスト教式の場合も、祭壇の右側に喪主、遺族、親族の席になり、左側が世話役代表、友人、知人の席になります。

参列者の座る席順は、喪主、親族が最前列に座り、参列者はその後ろに席順に関係なく座ります。キリスト教式の場合には、献花を行うのが慣わしです。焼香と同じ意味ですが、一般会葬者は告別式で献花を行って故人と最後のお別れをします。

仏式と違うのは、一般会葬者も葬儀から参列するといった点でしょう。さらに、信者でなくとも聖歌や賛美歌を唱和してもよいのか気になるでしょうし、数珠が必要なのかも気になるでしょう。数珠の変わりにロザリオを用いるのも良いでしょう。

もちろん、受付で賛美歌や聖書が印刷された式次第が配られるので、信者でなくとも唱和できます。ちなみに、カトリックでは信者はひざまずき、十字を切って『アーメン』とお祈りをしますが、信者以外はそこまでしなくとも問題ありません。

また、献花は白い生花を捧げますが、百合などが最近では人気のようです。花は手前にくるように、両手で献花台に置きましょう。