2021年02月20日

葬儀の前に行うお通夜も省略されることが増えている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀では、様々な儀式が行われますが、お通夜も大切な儀式です。これは、お葬式の前に行うもので夜通し明かりをともしてご遺体を見守ることになります。家族や親族はもちろん、親しい友人や知人、仕事の関係者など多くの人が訪れ故人の冥福を祈ります。

少し前では、お別れには欠かすことができない大事な儀式というイメージがありましたが、最近はお通夜を省略することも増えてきました。近年では、家族葬などより小規模な式が選ばれるようになってきましたが、一日葬もそのひとつです。

一般的には通夜式と告別式の2日に続けて行われることになりますが、一日葬では通夜式は省かれ、告別式だけが行われます。通夜式は多くの人が参列しやすいよう、夜に行われますが、告別式は午前中に行われることがほとんどで、家族や親族が中心になります。

それゆえ、参列者が少ない場合は一日葬を選ぶことも増えてきました。一日で終わる葬儀では火葬式という形もあります。一日葬と同じような印象もありますが、火葬式ではでは葬儀のような丁寧な儀式が行われることはほとんどなく、火葬がメインとなるのが大きな違いです。

お通夜を省くメリットでは、葬儀費用を安く抑えられることや遺族の精神的な負担が少なくなるなどがあげられます。