葬儀を執り行う時には通夜式も行うケースが一般的であり、近年では告別式には参列せず通夜式にのみ足を運ぶ人も増えています。一般的にお通夜が行われる時間帯は夕方に開始して、夜には終わるというケースが多くなっています。
通夜振る舞いまで含めると、開式時刻は18時から19時ほどが多く、受付は通夜の開式の1時間から30分ほど前となることが大半です。仏式では導師を迎えて読経と焼香が行われますが、通夜自体は1時間程度とそう長くはありません。
その後には通夜振る舞いが行われて、その時間が1時間から1時間半程度となっています。通夜振る舞いには声をかけられたら参加するべきであり、食欲がなくても箸をつけることが供養につながるので箸はつけるようにしておきましょう。
親族やよほど親しい間柄ではない場合には、あまり長居し過ぎずに程よいタイミングで帰宅することもポイントとなってきます。通夜に参列する場合一昔前なら平服でもマナー違反ではなく、取り急ぎ駆けつけたということから問題はありませんでした。
しかし近年では通夜式にのみ参列する人も増えたことから、平服で参列するとマナー違反になったり浮いてしまう可能性があるので気を付けましょう。