人生の中では幾たびか大きな出費があるイベントがあるもの、成人式に結婚式や出産におめでたいことも多いですが、最後のお別れにもお金がかかります。故人が自分のお葬式代をしっかりと貯めておいて、遺族にこれを使って欲しいとわかっていればいいですが、すべてそうとは限りません。
自分のお葬式代くらいは自分で払う、そんなしっかりものばかりではないので、残された家族や親族が全額負担ということもあります。裕福な家庭であれば経済的にも恵まれていることから、お葬式を出す費用面もさほど問題にならぬとしても、誰かのお葬式費用を丸々引き受けるのは、多くの家庭では経済的に大きな痛手です。
昔からある日本のお葬式といえばたくさんの参列者が訪れる一般葬、たくさんの人がお別れに訪れてはくれますが、お金がかかって仕方がありません。お金のことをケチるわけではないものの、遺族としても出せるお金には上限があります。
しかし幸運なことに近年では、いくつものお葬式のスタイルが登場をしました。つまり昔ながらの一般葬だけに固着しなくて良いということです。最もお金をかけない葬儀は直葬、一般層のようにたくさんの参列者はなく、お通夜も告別式もありません。