2023年05月02日

供花を貰ったときのマナーを覚えておこう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

家族の葬儀を執り行うことになったとき、故人と生前交流があった人から供花が贈られてくる場合があります。その際は、お花を贈ってもらったお礼として、お礼状とお礼の品物を送るのが基本的なマナーと言われていますので、覚えておくとよいでしょう。

まず、お礼の品物を選ぶ際は、受け取ったお花の金額の3分の1から半分程度が相場と言われています。お供えのお花は種類によって金額が異なります。小さなサイズのものであれば、おおよそ5000円ほどから用意されていて、一般的に贈られるスタンドタイプのものであれば、15000円位と言われています。

おおよその金額を頭に入れておけばお礼の品物を選ぶときに金額に悩むことがありませんので、覚えておくとよいでしょう。ちなみに、香典とお花の両方を頂いたときは、その二つの金額を足した金額の3分の1から半分程度の品物を選ぶのがマナーです。

そして選ぶ品物の種類は、消え物といって、後に残らないものを選ぶのが一般的です。洗剤や食品、飲み物といった物は後に残らないので最適な返礼品と言えるでしょう。ちなみに、供花に対する返礼品を送るタイミングもいくつかあります。葬儀に参列できずお花だけを贈ってくれた人に対しては、葬儀が終わってから一週間のうちに送ります。また、香典とお花を一緒にもらったときは、四十九日法要が終わってからのタイミングがベストです。供花は、故人のご冥福を祈って贈られるものなので、その気持ちをしっかり受け取り、お礼をし忘れないように気をつけましょう。