葬儀の際に、喪主や家族が知っておくと役立つ事があります。それは、骨上げの時です。まず、火葬がおわったら、喪主、それから家族の方全員で遺骨を骨壺に納める儀式をします。その際、竹のはしではし渡しをしておさめていきます。
一般的には、その会場に葬儀業者さんがいるので、言われた通りに納めていきますが、分骨を希望の方がいる場合には、骨壺を二つ用意しておくことが大切です。また、骨壺におさめる順番としては、喪主の方が一番、それから家族の方、親族の方になります。
また、最後にのどぼとけを納めるのですが、その際には、一番故人との縁が深かった方が納めます。これが骨上げなのですが、骨上げが終わったら係の方が、骨壺を白い布で包んでくれるのでそれを持ち、それから白木の位牌や遺影を持って火葬場から自宅に帰宅します。
これが、葬式が終わった後にする骨上げの流れです。一般的に葬儀に参列をしたことがあっても、身近な人でない場合にはそこで帰宅をしますが、喪主や親族、家族の場合にはここまでが流れであることを知っておくと役立ちます。また、火葬をする際には、火葬許可証を持参し、また、火葬が終わった後には、埋葬許可証に代わることを知っておくと役立ちます。