一周忌法要に参列するときも、葬儀に参列するときと同じように守りたいマナーがあります。あらかじめマナーを身につけておけば不安を感じることなく参列できますので、インターネットを活用しながら勉強していくとよいでしょう。
一周忌法要は故人が亡くなってから一年後の命日に、親族や故人と親しかった人を呼んで行われます。命日に法要を行うのが難しい場合は、都合に合わせて前倒ししても問題ありません。一周忌法要の案内状が届いたら、できるだけ早く返信するのがマナーです。
参列するときは香典またはお供え物を持参するのがマナーです。法要のみで食事がない場合は、5千円から1万円の香典を用意するのが一般的で、食事がある場合はそこに数千円を上乗せしましょう。お供え物を持参する場合も、5千円ほどのお菓子などを選ぶとよいでしょう。
また、参列するときは、ブラックフォーマルを着用するのが基本です。もしも案内状に平服と指定されているなら、黒やダークグレー、濃紺のスーツを着用し、ネクタイやベルト、靴下も黒を選ぶのがマナーです。もちろん、デザインもシンプルなものを選びます。平服と指定されていても、カジュアルな服装や普段着での参列はマナーに反しますので、参列するときは頭に入れておくとよいでしょう。