2023年11月20日

納骨をスムーズに済ますために流れを確認しておこう

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家族の葬儀を執り行った後は、やらなければいけないことがいろいろあります。そのひとつが納骨です。故人の遺骨は位牌や遺影と共に祭壇に飾っておきますが、時期を見て遺骨をお墓に納める必要があります。ただ、遺骨をお墓に納める時期については決められたルールはありません。

多くの場合は四十九日法要のタイミングで行うのが一般的と言われていますが、必ずその法要の際に行わなければいけないというものではありません。精神的に気持ちが落ち着いたときのタイミングで行っても全く問題はありませんので、焦らずに日取りを決めましょう。

ただ、納骨は必ず行う儀式なので、一通りの流れは事前に確認しておくと安心です。まず、お墓を持っていない場合は、お墓の購入を行わなければいけません。既にお墓を持っている場合は、遺骨を納める前に専門の業者さんに連絡をして戒名や名前の彫刻をしてもらっておきましょう。

また、専門の業者さんの中には、お墓への彫刻のほかにも、納骨式に関するサポートに対応してくれるところもあります。無料で見積もりや相談にも対応してくれるので、遺骨を納める日取りが決まったら、早めに連絡するようにしましょう。ちなみに、遺骨をお墓に納める際は、埋葬許可証が必要になります。この埋葬許可証は、火葬した後に葬儀業者さんが骨箱に入れて遺族に渡してくれるのが一般的です。そのため、入れ忘れていないかを一度自分で確認しておくとよいでしょう。当日は骨箱を持っていくので、大切な書類を自宅に置き忘れてしまうということはないと思いますが、もしも入っていなければお墓に遺骨を納めることができませんので気をつけておきましょう。