2024年02月07日

公営か民営の斎場で葬儀を行うことになる

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通夜・葬儀・告別式などの全般を行う会場は斎場と呼ばれます。いわゆるセレモニーホールや葬儀会館などとも言われます。会食や遺族の宿泊も行える大規模な施設もあります。公営の斎場と民間の斎場の2種類に分かれています。

公営は公共施設にあたるので地元に住んでいる人であれば安い費用で利用できます。葬儀の規模や参列者の人数にも柔軟に対応しています。火葬場を併設している施設もあり、遠くから来た方も移動の手間が省けて安心です。

ただし、対象とする自治体に故人か家族が住んでいなければ利用できない場合があります。式場の数も少ないので予約が取れるとは限りません。多くの人が使うので公共のルールも求められるでしょう。小さな自治体にある会場は施設が老朽化している可能性もあるので事前の見学をおすすめします。

民営の会場は施設数が全国にあり予約が取りやすいです。アクセスが良い場所に立地しているので利便性が高いのがメリットとなります。バリアフリーが整っていたりシャワーやお風呂など宿泊のための施設も充実しています。形式や流れに合わせた個別の要望に対応しやすいのが民営の強みとなります。こちらは公営の会場と比べると費用は割高です。全国で展開される数が多くたくさんの会場から施設を選ぶ必要があります。火葬場は併設されておらず別途予約が必要になります。