2024年04月17日

企業のイメージアップとしての目的もあります

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会社の創業者や会長・社長など発展に携わった方が逝去されたら「社葬」が行われます。費用はほとんどの場合企業が負担します。運営も担う「施主」となり、故人の遺族が「喪主」を務めていきます。哀悼の意を表するとともに会社の新体制のイメージをアップさせるための役割を持っています。

社葬をスムーズに進めれば企業の組織力や新体制も万全であるという証明となります。企業が今まで変わりなく発展し続ける目的で行われています。お通夜は通常の葬儀と同じく終えて通夜振る舞いも行います。現在は遺族のみでお通夜をすることも増えており省略されるケースも少なくありません。

葬儀と告別式もほとんど同じ流れです。中規模から大規模の会場を貸し切り、葬儀を担当する委員長が挨拶をしたら宗派に合わせて進行します。参列するのは会社方や同じ役職で付き合いのあった方です。付き合いのある会社では故人と個人的な関わりのあった方が優先されます。

参列者が多くなるので受け付けは混雑になりがちです。参列したら受付で名刺を渡しお悔やみの言葉を述べたうえで香典と名刺を渡します。事情があり参列できないときは早めに連絡を入れましょう。仏教では焼香、神道では玉串奉奠などと宗派ごとに行います。大事な場なので仕事の打ち合わせや商談やタブーです。私語を話すのも迷惑になるので当日は静かにしましょう。