最近は日常生活していても家族同士で心の通じ合いが少なくなっているためか、癒しを求めて犬や猫など、ペットを飼っている家庭が増えています。長い間可愛がって一緒に生活していた犬や猫、その他の小動物が亡くなると自治体のペット火葬受付センターで手続きすれば焼却処分に付してくれます。
あるいは、亡骸をタオルなどで包んでダンボール箱に入れて提出すれば家庭ごみなどと一緒に一般廃棄物焼却炉で焼却することも可能になっているようです。けれども、何年も家族同然に可愛いがって暮らしていた場合はこのような処理をする気にはなれず、人の葬儀と同じように丁重に処理してもらう話を良く聞かされます。
ペットの寿命は人間ほど長くないので懐いていてもあっという間に亡くなる場面に遭うことが避けられません。子供のいない家庭や一人暮らしの高齢者などは我が子のように可愛がっていたペットが亡くなると落胆する人が少なくないと言われています。
そこで、人間の世界と同様にペット専用の火葬場で家族立ち合いの下で火葬に伏してもらった後で骨上げ、埋葬、供養などをしてくれる施設が各地にあります。最近、ペットの飼育数が増えているので公共のペット専用火葬炉を設置している自治体があり、低料金で引き受けてくれますが、民間施設で豪華な葬儀をする人もいるようです。